日本における神社本庁とは

生活

「日本の神社の歴史に興味がある」
「伊勢神宮って何?」
「神社本庁の歴史と目的について知りたい」

日本人は無宗教、信仰心がない、信心深くないと良く世界では言われます。
そして世界では日本人は無宗教の人が非常に多いと認識されているのも事実です。
西欧諸国を見てみると、多くの人がキリスト教やユダヤ教、イスラム教やそのほかの宗教を必ず持ってるんです。
日常生活の中においてもそうした信仰心は随所に見られ、宗教を中心に生活や人生、ライフスタイルが営まれているといっても過言ではありません。

キリスト教の生活習慣

日曜日には家族でそろってちっかうの境界に行き、礼違背したり聖歌をうたったりします。
小さいころから教会のゴスペル集団に属し、徹底的に聖歌を覚える子供も少なくありません。
時には協会主催のチャリティーイベントやボランティア活動に、家族ぐるみで参加することも多いです。
最も生まれた時には教会で洗礼を受けるのがキリスト教圏では当たり前に行われるんです。
当然、亡くなった時もキリスト教式で行われ埋葬されます。
キリスト教はクリスマスイベントなども多く非常にアットホームで、楽しいイメージが強い宗教です。
こうしたイベントを通じて、世界に信者を獲得していっているといっても過言ではありません。
はるか昔にさかのぼれば、宗教絵画なども信者獲得に使われたともいわれ、キリスト教の信者獲得戦略は的を得ているんです。
こうした古い宗教画は美術史を専攻する上で、避けては通ることができず絶対にキリストの最後の晩餐や、受胎告知は研究対象とされるわけです。

自分は無宗教であると自覚している人が多い

一方日本はというと、新興宗教を除けば自分は無宗教であると自覚している人が多いです。
日常生活の中でミサや礼拝の時間をを気にすることもなく、一日を通しても多くの人が宗教とは無縁の生活を送ってます。
日本人から見ると宗教によってなぜ戦争が起こるのか、どうしてイスラエルを多くの民族が奪い合うのか理解できず、こうした戦争を傍観していることしかできません。
日本人とは良くも悪くも無宗教で、争いごともなく平和だと実感している人も多いでしょう。
確かに宗教で争い人を殺しあった歴史は日本ではあまり見られません。
だが日本人は無宗教と信じていますが、実はある宗教を信じていることを多くの人が自覚していないんです。
その宗教とは天照大神の神道なのです。
しかもその歴史は、キリスト教やユダヤ教徒並んで非常に古く、創成期からとも一部では言われるんです。

確実に日本人の多くは天照大神を信じている

そんな神道を信じるなんて実感がないと半弄する人もいる事でしょう。
だが確実に日本人の多くは天照大神を信じているんです。
それを証拠とするのは、初もうでという宗教儀式です。
天照大神に日本人のほとんどが手を合わせ、礼を尽くしている和わけなんです。
これは紛れもなく信教の儀式の一つであり、日本人は天照大神を心から崇拝しています。
困ったときの神頼み、というように何か困難や苦しみにぶつかったときには助けを乞う意味で天に向かって手を合わせているはずです。
受験などの時には、合格の黄身様が奉られている神社にわざわざ出向いて合格祈願もおこなってます。
これだけにとどまらず、生まれた時から死を迎える時までずっと地域にある氏神様の神社をおしたえ申し上げ、手を合わせているんです。
厄年には厄払いに神社に行き、新車を購入した時には交通祈願を、子供が誕生すればお宮参りに七五三に氏神様を訪れ祈願しているのです。

神社本庁の伊勢神宮に通じている

この氏神様に手を合わせ感謝する行為は実は神社本庁の伊勢神宮に通じているということを多くの人が知りません。
実は最寄りの神様も神社本庁の分家のようなもので、願いや祈願はすべて伊勢神宮に届けられます。
この伊瀬神宮の天照大神ですが、これは創成期に存在していらっしゃり日本を作った神様とされてるんです。
悲境に日本の皇室とゆかりのある神様であって、皇室行事でも必ず皇族は伊勢神宮を訪れさんぱいや伝統儀式を行ってくれているんです。
天皇とは、戦前まではこの天照大神の現人神と日本では脈々と信じられ、奉られてきました。
皇室はその連騰や神事を受け継ぐ存在であり、政界でも何千年とこうして脈々と続く現人神の血族はほかにありません。
だが現代では現人神と信じている人はだれ一人としていない状況です。
それは敗戦後GHQによって一時は皇室制度を撤廃することが検討されました。
だが核爆弾で焼け野原の原になってしまった日本を復興するには、率先する象徴の存在が必要として配慮し、皇室は撤廃の危機を乗り越え現代にいったっています。

まとめ

天皇家は普段日本国民が忙しく働いて神事ができない代わりに、国民の代わりとなって神事を行い、国民の安全と健康や幸福を祈願してくれているんです。
平成までは非常に硬質崇拝する人も多かったですが、現代では皇室の公費の内訳が開示されなかったり、使途不明なことも多く皇室を心から崇拝する人は少なくなってしまっているのが現状です。
令和という新しい時代にあって、皇室が国民にとってどういう存在であり続けるのか、今まさに問われているところです。

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