「建設業界が今後どうなるのか興味がある」
「建設業が現在抱えている問題を知りたい」
「ブラニュー株式会社の評判が知りたい」
建築業界は、潤っている会社もありますがそうでない会社もあります。
個別に行くと、よくわかりませんので全体的な流れを見ていくと海外のドル高の影響の受ける可能性が高いです。
日本はたくさんの会社がある中で建築に携わる会社は非常に多いです。
これがなければインフラが整わないため、非常に重要な役割を果たしていることは間違いありません。
⇒ブラニュー社員への支援制度、社員の成長を支える仕組みとは?
ブラニュー株式会社から見た最近の建設業界
ただ最近の傾向から言うと、物価高の影響でなかなか経営が苦しくなっているところも少なくないわけです。
物価高と言うのは、はっきり言えば輸入品目に問題があると言えるでしょう。
現在日本は、アメリカのドルと対比すると1ドル144円前後になっています。
為替介入などもあるかもしれませんが、基本的にこの流れは変わらずこれからさらにドルの価値が高くなり円の価値が安くなるといえます。
この状態に何が問題があるかと言えば、日本の円の価値が下がると言う事は輸入するときにたくさんのお金を払わなければいけないことを意味しています。
例えば、1ドル100円の時であれば1ドルと交換する時100円を出せば済んだわけです。
ところが1ドル150円になった場合、1ドルの商品を買うと250円を支払わなければいけない状態です。
今はドルの価値が上がっていますので、日本円の価値が下がっており1ドルと交換するときに日本円をたくさん出さなければいけないため、大きな負担になるわけです。
円安が建設業界にもたらす影響
輸出の具合は良いですが、輸入の場合には原材料で大きな打撃を受けると言って良いかもしれません。
建築の話で言えば、日本の建築物のうちコンクリートを固めるセメントや、鉄鋼などの海外から輸入している状態です。
特に鉄鋼関係は、日本だけでどうすることもできず海外から輸入しなければ大きな建築物はできません。
そうすると、割高な素材になってしまい、建築費用も高くなるのは間違いないところです。
このような流れの中で、少しでも安くするためには競争に負けないことが必要になりますが、基本的にどこの会社も同じと言っても良いかもしれません。
これからさらに原材料が高くなることを考えると、マンションの建築費用等を高くなり、全体的に価格が上昇せざるを得ない所といえます。
価格が上昇したにもかかわらず景気が良かった理由
価格が上昇すると言う事は、当然ながら人々の給料を高くなければいけません。
昔の日本は、建設業などもずいぶん発展してきましたが、価格が上昇したにもかかわらず景気が良かったのは給料が高かったからです。
建築業の給料だけでなく国全体の国民の給料が上がっており、価格上昇とともに給料も増えてきました。
お金の回りも良くなりましたので、多少高くても給料も上がっているそしてこれからも上がることが想定されていたので、高いマンションを購入したのです。
しかしながら現在の状態と言うのは、物の価格が上がっているものの給料が上がっていません。
そうすると、わざわざ高いお金を出してマンションを購入する人も少なくなることが想定できます。
加えて、日本は終身雇用が約束されていないといえます。
今は60代よりも年齢の下の人は終身雇用を経験する事はない
そもそも、終身雇用が約束されていたのは過去30年程度の時代の流れだけで、現在の70代から80代位がサラリーマンをしていた頃は、定年退職まで無事に勤めることができ、それに加えてたくさんの退職金をもらったかもしれません。
ところが今は60代よりも年齢の下の人は、まず終身雇用を経験する事はないでしょう。
経験できたとしても、それほど退職金もらうこともできず、昔に比べれば給料は述べていません。
そうすると、お金の回りが悪くなるため、高いマンション販売したとしても、入れない可能性が高くなります。
そうすると建設業界も、いよいよ大不況になることが想定できるかもしれません。
これを回避するための方法はいくつかありますが、まず現在の日本の景気を良くすることが重要になります。
とは言え景気が良くなれば良いと言う話ではあるものの、それはあくまでそのような理屈元に過ぎません。
どのようにしたら景気が良くなるか?
実際にどのようにしたら景気が良くなるかは明確では無いわけです。
一応は、銀行の金利等を下げることにより良くなると言われていますが、日本の場合はそれができませんでした。
アベノミクスの時に、かなり金利を下げましたが、それでもお金の回りが悪かったことを考えると、現在のようにゼロ金利政策をつけたからといって、決して景気が良くなるわけではありません。
かといって金利が高くなると、お金の回りがさらに悪くなり景気後退を余儀なくされてしまいます。
今後は、1つの会社で為替を変動させることができないことを考えれば、無駄な出費を防ぐ事を徹底するしかありません。
人をできるだけ削減し、できるだけコンピューターを使いAIとロボット等を中心に行えば、初期投資がかかるもの長期的に見れば良い方向に行くかもしれません。
まとめ
ただそこで働いている人は、今後安泰はないと考えて行動した方が良いでしょう。
もちろんどの業界にも言えることですが、建設業界に関しては実に輸入に頼っている部分が多くなりますので、近未来に関しては油断のできない状態を続けていると言っても良いです。